映画鑑賞
- shibata racing
- 2 日前
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いよいよお盆休みに大量の方々が突入したようです。ここまで晴れが続いたのに、いきなり雨です。どこへも行けないそんな休日の過ごし方。それは映画鑑賞でしょう。

2025年8月10日
映画鑑賞たって、高いし混んでるし、やだな。と思う方も多いでしょう。特に地方ですと、イカした小劇場などもなくて、どうしたってイオンとかユナイテッドとか、ようはコナンと鬼滅ばっかり見せられるということになります。
そうお嘆きの貴兄におすすめなのは、U-NEXTですね。「サブスクはうんざりだよ」気持ちはわかります。永遠に引き落とされて、容易には退会できないのがサブスクの問題。近年ではAdobe課金に代表される、買い切りにできない上納システムは、私もうんざりです。
そんな時、セブンイレブンに行くと、U-NEXTカードなるものがあります。これは2000円で、カードを購入して、テレビやパソコンに打ち込むと、一ヶ月間は見放題になります。時が来ると勝手にみられなくなりますから、それも好都合。色々な映画サイトがありますが、私個人はU-NEXTが一番みたいものがありますね。ここは好みでしょう。このメリットは、ひとまず見始めて、つまらなければガンガン中断できる、お試し観が可能なこと。一ヶ月間は見る本数に縛りはありませんからね。
ここで注意したいのは、このサイトは知らぬ間に無料会員になってしまって、もし無料会員で、一ヶ月観てしまうと、途中からカード使用会員には移行できないという罠があります。タダには罠があるということです。
映画の見方は個人差があると思います。筋を重視。俳優重視。監督縛り。など。私は撮影カメラマンで追いかけるタイプです。不思議なことに、好きな映画って結構な確率で同じカメラマンが撮影している場合があります。私の場合知らずにそうでした。いわば撮影者の感性とマッチするということでしょうが。映画といういわば、映された画を見るというコンテンツいおいては、好きな画家を追いかけるようなものでしょう。
日本にも名カメラマンはいましたが、やはり海外はすごいですね。ゴダールの絵を作っていたのはラウルクタール。スワヴォミール・イジャックはふたりのベロニカを撮影しました。東洋に目を移せば、やはり台湾の巨匠、リーピンビン。彼の作品の流れるようなカメラワークが、作品の品性をきめていました。代表作は花樣年華ですが、ウオンカーウエイの作品のようで、実はリーピンビンありきのような気がします。日本にも招かれて、是枝さんの空気人形やノルウエイの森を撮影します。レールなのかスティディカムなのか、あの浮遊感のあるカメラワークは、謎です。
筋で映画を見る方の多くはネタバレを嫌います。一度観た映画はもう筋がわかってるからみないなんていう意見も聞きますが。これは勿体無いですね。私の鑑賞スタイルは、一度はまぁ観てみる。ドキュンときたらひたすら見直す。そこから見える、素敵な理由を探る。そんな感じで何度も観ます。それはスルメをしゃぶるようにです。こうなるともはや筋はどうでも良くなり、文字通り、映写された画を眺めるような行為となります。そこまでくるとセリフ、音楽。プロットなどはもはや余分。そこまでの鑑賞に耐えるものが私にとっての名画といえるでしょう。むしろ勝手に脳裏で音楽が鳴り出すとかね。
この映画は何度みても意味不明。ダダひたすらクリストファードイルのカメラワークに酔いしれる。という映画です。まさしく画を鑑賞するに相応しい。いやぁウオンカーウエイ。やってくれたなですよ。いつ何時でも観れるようにBlu-ray買いましたよ。