Orange sea
- shibata racing
- 7月16日
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更新日:7月17日
いよいよ梅雨明けか、という感じの今日この頃。もうじきやってくるのは海の日です。海なし圏の人間に、海の日と言われても、どうしたものかという感じですが。みなさま今年はどうしますか。

2025年7月16日
城址があって、温泉があって、海のある街に生まれたかった、私ですが。これって小田原あたりですか?
かつて湯河原には、モータードのコースがあって、たびたびこのコースで行われたレースに参加しました。ここで大怪我したことで、その後のモータード選手権に出られなくなったのですが。この湯河原のコースは大好きだったなぁ。
帰りは、マグロ丼と温泉に入って、深夜まで渋滞の小田厚で帰ってくる。忘れもしないこの帰り道で、サニトラのフレームがバイクの重みで折れたんです。
とはいえ、海のそばで暮らしていたらなぁ、とはよく考えました。多分、木枯し紋次郎のことなど考えなかったでしょうね。
青春に海がないことは、人格形成にも大きく影響したでしょうね。底抜けに明るい、夕方サーフィンするような人間になれたら。という憧れはずっとあり。デートなんてのも、海の見えるレストランでして、江ノ電とかで彼女を送って。なかったなぁそういう青春は。
夕方の海が大好きで。そのわりには何年かに一日、海を見る。その時はこの上なく嬉しくて、思い切り潮の匂いのする堤防に、日が暮れるまで腰掛けて、ウォークマンに吹き込まれた、ヒロセアキからのテープレターで、ニヤニヤする。....... 妄想ですよ。
18歳の時ですが、ひとりで「日本半周サーフスポットをめぐる旅」というものを行いました。各地の有名スポットで、ただサーフィンを見るだけです。できればレンタルボードで、波に乗ったり。なんて計画は見事にハズレ、貸しボードなんてどこにもありませんでした。
塩でベタついた体で、車の窓開けて、寝たのですが。寝苦しかったですね。
あまり海の記憶はないのですが。今でもオレンジ色の海が、猛烈にみたくなることがあります。何年かにいちどはね。
今年は行こうかなぁ。あの海へ。
よく考えたら去年もベスパで行って、エンジン止まったんだよね。
こんな恋愛模様に憧れた私は、こういうものに青春を重ねます。 「触れないまま、離れてゆくの。君の声とかさなりあえないよ.....」
奥手は何も生み出すことはない。男はこれくらいウザく付きまといたい。ただのストーカーには、ならないレベルでなら。