のこされたのはいし
- shibata racing
- 3月30日
- 読了時間: 3分
更新日:4月1日
本日が東京モーターサイクルショーの最終日となったようです。いろいろなメーカーが本格的に、再始動。
いわゆる世界的ショックから再出発しようとしているのでしょうか?

2025年3月30日
まだ、オートバイの運転に、人は関われるのか?そんなことを感じたのが、今回のショーを傍観していた感想です。
とは言っても会場へ行ったわけではないですよ。
このショーに最後に行ったのは、もう20年前でしょうか。
私の気持ちが終わったのか、モーターサイクルが終わったのかわかりませんが、見るべきものがない。
というのが昨今のこの手のショーの感想です。
ホンダが目玉にしたのは、三気筒の電動ターボ車。
速く走りたいのか、気を使ってるのかわからない。こういうコンプライアスを気にするようなものが、悪の象徴オートバイのキャラを薄めているのです。
マッドマックスフュリオサが乗ってるようなの見せてくれ。ソーイチローの魂よ。
最近連日、夜を騒がす族がいます。昨日たまたま、走ってる姿を見かけました。
なんと原付二人が、ノーヘル直管でワンワンいわせて走ってます。
我々も、はたから見たら、これと同じように見えてるに違いないのですが。
本人たちは、別だと思ってはいますがね。どうなんだろう。
ホンダのラインナップに、CBRとレブルの新型がお目見え。
それはなんとノークラッチのオートマだというじゃぁありませんか。
オートマは否定しないし、ノークラッチも誰でも運転できて良いでしょう。でもですよ。
そんなもの欲しいと思う人が、今のライダーの主流なのでしょうか?
もしそうだとホンダの技術者が考えるなら、それを上から指示されているのだとしたら。
もうこのメーカーには期待しません。
それは、ホンダコレクションホールに50回以上行った私がそう思ったのだからいいですよね。
まだ、かろうじてラインナップには50ccがあるのですね。
子供たちが乗るものが、いよいよ無くなって、自転車もヘルメット、自賠責。こういう包囲網が、どんどん若者をモータリゼーションから遠ざけています。
何処へ行く若者。なにに乗る若者よ。
散々、スピードと興奮を感受してきた私は、この文化が無くなってしまいそうなことが寂しくて仕方ありません。
だからと言って、あんな価格でしか売られていない、古いのに乗る?買う?若い子が。
彼らの興味は今、どこにあるのでしょうか。聞いてみたいものですね。
今回の一番のコンセプトモデル、CB1000Fコンセプト。そうですフレディーですよ。
こういうのが欲しいのって、還暦過ぎた我々です。そこに向けてるのか?それとも馬鹿にしてるのか?
にしたってこんなの買わないけど。俺たちゃぁワルだからね。
とか、悪人ぶってるわりに撮影しているものはメランコリック。これが人間の裏返し、二面性なのですよ。
桜開花したばかりの敷島公園と、臨江閣を朝から攻めてまいりました。 愛は、そこに確かに存在した。
