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shibata racing

一瞬の錦秋


いつまでも蒸し暑かった今年の秋。なかなか紅葉がはじまらなくて、色も変わらないうちに葉っぱがバサバサ落ちて。ダメかなと思っていたら一気に冬が来て、今年の軽井沢は最高の色づきです。




2024年11月7日



いつものこと、新緑と紅葉の軽井沢はおさえたいものです。

今年はこの地域のお客さまの出は物凄くて、おいそれと近づけません。年々混み合ってきて、いよいよ近付かなくていいのかな。なんて思い始めていますが、なにせ私がいずれ住む予定の軽井沢ですから、この季節は空気を吸いに行きたいのです。


今日のお供は、トレノ86。藤原とうふ店仕様です。

というのは嘘で。

たまたま横川の荻野屋さんの前を通りかかったら、藤原拓海のハチロクがあるじゃぁありませんか。

いつも青いシルビアはあるのですが、ハチロクは初めてです。

最近プラモデルで製作したハチロクでしたので、他人の車の気がしません。



いつものように坂本ダムから攻めます。

紅葉の色は例年通り。平日にもかかわらず、アプトの道をハイキングするご夫婦も多くて、坂本ダムも賑わっています。

昨日雨が降って、たくさんの落葉が見られ、路面は至る所、葉っぱで覆われていますから、走行には十分注意する必要がありますが、まさに今が見ごろの碓氷峠です。


先日また通行止めになったと聞いていたので、通り抜けられるか心配だったのですが、通行不可の看板もなく、順調に高度を上げます。

ここは本当にこのタイミングで来ると、ゴールデンロードという印象で、落葉樹の宝庫ですから、眼がくらむほど、

黄色の世界に包まれます。



旧軽でも、物凄い人出です。

平日の木曜日。軽井沢は休みの店が多いにもかかわらず。ですから。これが週末だったらどうなのでしょうか。


室生犀星の別荘はタッチの差で昨日閉館してしまいました。また春まで入れません。

苔に落ちるモミジが見たかったのですが、色がつくのが遅かったですもんね。来春の楽しみにとっておきましょう。


いずれにしても白糸エリアではもうすでに終焉に近づいてますから、今週末あたりが、最後の見頃かもしれません。

今年の秋は本当にあったような無かったような。

四季がなくなり、二季になった。といわれている昨今。地球は本当に大丈夫でしょうか。



空気はキンと冷たくて、この日、水上では雪が降り。草津の上の方では、暑い雲がかかり。多分渋峠も雪が降っているんじゃないでしょうか。

そんな感じをよそに、浅間エリアでは、雲ひとつなく晴れ渡り、西日が眩い輝きを運んできます。


秋の日暮れは早く、山の端に隠れようとする太陽が、斜めから一面を照らします。



今年も秋はかろうじてやってきました。そして一瞬で冬。


明日あたりから暖房器具を出すようですね。短いながらも、確実に一年の営みを今年も噛み締めましょう。

もう少しですよ。気持ちよく走れる季節も。

一年で一番日が短い季節。うかうかしちゃぁいられません。


足ばやに乗りますよ。みなさん。ガンガン。



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