旅にでるわけ
- shibata racing
- 15 時間前
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さあいよいよ本格連休です。天候に恵まれて、みなさまにとっても待ちに待ったツーリングシーズン到来でしょう。
でもちょっと待った。必要なものそろってますか?

2025年4月29日
言わずとしれたツーリングマップル。いまさらなんだ。という方は、もう旅のエキスパートでしょう。
昨今は、お手元のGPSの進化もあって、地図を持ってツーリングする方というのも減ってしまったのではないでしょうか。
このGPSですら、ハスクで良く林道に入った頃なんかは、自衛隊くらいしかまともなものは持っていなくて。
なんか変な、たまごっちミテェなツールのみでしたから。このツーリングマップルというものは必携のツールのひとつでした。
この本の素晴らしいところは、やはりオートバイツーリングの楽しみに特化しているところです。
まず、毎年内容が更新されますが、それらは全てテストライダーが実際に走って、書き込みます。
むしろ「描き込む」と言った方が適切かもしれません。
コンビニからガソリンスタンド、閉鎖中の道から、立ち寄り温泉。大衆食堂まで。
全てが実地検証に基づいていますから、リアルさは抜群です。
最近オートバイに乗り始めた方は、特に電話依存が大きいでしょうから、この本を持っていない方も少なくないでしょう。
私は、5年に一度くらい買い直しています。それは情報がアップデートされているからです。
ただ、持って行くことはめっきり減りましたね。理由は見えないからです。
いわゆるお手元が怪しい年齢ですから、裸眼ではほとんど見えません。
もう一回り大きいサイズもあるのですが、そうなるとポケットに入る大きさでは無くなってしまうんです。
この地図の良いところは、やはり俯瞰でモノを見るところにあり、現在地と周辺の位置関係が掴みやすい。というところでしょう。
例えば少し先にスタンドがあるのに。「少し前にあったよなぁ」みたいに、混乱を招かないで済む。とか。
ああ。この先にある立ち寄り温泉は、500円か。なになに、肌あたり最高。など。
こういう情報はなかなか電話のGPSには出てきません。
もっとも電話のことを私はよく知らないんですけどね。
例えば、真冬など。
この地図を眺めながら、春に向けたツーリングプランを図上演習するとか。これは相当楽しくて。ワクワクします。
この本のテスターの方々は、何人か実際に知っています。
いっとき関東を担当していた、アウトライダーの菅生さんは、10年くらいことあるごとにお世話になった方です。
私の書いた記事を、積極的に掲載してくれたり。心が通じていたな。と私は感じていましたが。
結局いまだに一度も会ったことはないんですけど。それでも、人と人は繋がれるんだな。ということを教えてくれました。
まぁとにかく誠実で正直。こういう方々の苦労で、この本は毎年更新されている。という。
ツーリングのアイテムで最も重要なモノをひとつ。と問われたら。
私は迷うことなくツーリングマップルである。と答えるでしょうね。
まだ持ってない方はとりあえず書店で購入して、今シーズンのツーリングを満喫してみてください。