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道具のもたらす未来

  • 執筆者の写真: shibata racing
    shibata racing
  • 2月1日
  • 読了時間: 4分

適材適所。ナニを行うにもそれ専用の道具というものを発明し続けたのが、人間の営みの歴史です。

たとえば刺身は刺身包丁で切るのが一番美味しそうに見えるんです。





2026年2月1日



本日はベッタイでした。コレは別府大分毎日マラソンの別名で。毎年この時期に、九州で行われる国内トップレベルの大会です。

日本人トップ争いは、トラックまでもつれ込みました。争うのは、青学OBと、現役の4年生、黒田選手。外国人選手は先頭、約10秒前でゴールしました。


この黒田選手が、大活躍したのが今年の箱根駅伝でした。

箱根山登り5区での走りは、それまでの常識をおおきく打ち破り、「シン山の神」という呼び名までつきました。


近年の箱根駅伝は、毎年のように区間新が連発し。毎年のようにコースレコードが出るという異常事態。コレには一体何かが絡んでいるのではないか?という疑問を、ここ数年、抱いていました。

どこまでいっても所詮はヒトが生身で行う競技ですから、近年のスポーツ医学や、トレーニング理論などがいくら進化したとしても、それがまったく追いつかなレベルでの、記録更新です。


ここ数年、進化が著しい道具に、シューズというものがあります。

主に、ソールに秘密があり、反発素材がインサートされていたり、素材自体が薄く強靭になっていたり、そこにはメーカーの威信がかかっています。

まぁコレ自体、我々一般庶民にとっては、全く関係のないプロの道具ですから、私はあくまでも傍観の姿勢で、毎年のトレンドを見ていました。「ああ今年はあの蛍光ピンクの靴がトレンドなんだな」とか。


今年の黒田選手の異常なほどのタイムアップを見ていて、私はどうにも最新のシューズ事情が気になってしまいました。

それというもの、年間300日以上は、朝の散歩を日課としているために、私のシューズはものすごく消耗します。

気に入っていたシューズが、いよいよ少林サッカーのようになってきて、買い直したのですが、その新品が全く足形に合わず、靴擦れが起きまくってしまい、一度捨てた少林サッカーをまたゴミ箱から拾い出す始末。

とはいえ、私が履いているものはいたって普通のトレッキングシューズでしたから、別段優れているわけでもありません。足に合っていたというだけで。


新年早々。さっそく近くのスポーツショップへ行くと、ありましたよ。タクミセン11。まさしくあの青いシューズです。

もちろん市販品ですから、黒田選手のものとは当然違うのでしょうが、その軽さや、独特のソール形状に度肝を抜かれました。

無論、それなりの価格ですから、爺さんが朝の散歩に使うのにいくらなんでもコレはやりすぎだろうと思われ。限りなくそこそこの、しかしながら最新のコンセプトを纏ったランニングシューズを片っ端から、履いてみます。


この靴っていうものほど、履いてみなけりゃぁわからないものもなくて、近年、ほとんど通販で購入して痛い目を見ていた私としては、ここでのチョイスには妥協はありません。店からすればやな客ですよ。

結果的に、写真のナイキの、あんまり高価ではない日常トレーニングのシューズを購入し、この一月。1ヶ月間を使用しています。


この独特のソール形状がもたらすものは、何にもしなくても足が前に出る。という。

あたかも何かに操られているかのような足運び。意図せずに知らぬ間にペースが上がっていて、帰ってくる時間も大幅に短縮。

ことさら早歩きしようとはしてないのにですよ。

当然のように使わない筋肉がフル投入されて、今までになかった場所に筋肉痛が出る始末。

これ、いい気になっていると、意図せずどこかに故障が出るんじゃないかレベルの歩きっぷりです。

ヤバいねぇコレは。所詮人の体がやる事だから。弱いところに必ず皺寄せが出ます。今のところ大丈夫ですが。


帰ってきて、ごく普通のシューズに履き替えると、途端に体が重くなり、まともに歩けないような感じになっています。足が前に出ない!

いやぁまいった。NEWコンセプトシューズ。私は意図せず「シン、朝の神」となってしまいました。


 
 

Appia . mecccanica - Shibata ~ Racing

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